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とちぎの文化財

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1977.07.29

【わきざし 銘 於野州佐野城下武井信正作之】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:佐野市
  • 区分:有形文化財(工芸品)
  • 種類:指定

(わきざしめいやしゅうさのじょうかにおいてたけいのぶまささく)

●指定年月日

昭和52年7月29日指定

所在地

佐野市石塚町

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

作者の武井信正は、現在の大平町出身の刀鍛冶で、栄心斎と号し、江戸時代末期佐野藩堀田家の本家にあたる下総国佐倉藩主堀田家の御抱鍛冶として活躍した。
この脇差は、武士が殿中で用いた刀装に入っており、その豪壮な姿格好は風雲急を告げる幕末という動乱の時代をそのまま反映している。
刀身のできは信正一代の傑作ともいうべき見事なものであり、野州佐野城下において作刀したことを証する刻銘とともに貴重なものである。なお、武井信正が佐野地内で鍛刀した旨刻銘がある刀が佐野市内に数振現存している。