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とちぎの文化財

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1982.10.12

【下野国庁跡】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:栃木市
  • 区分:記念物(史跡)
  • 種類:指定

(しもつけこくちょうあと)

●指定年月日

昭和57年10月12日指定

所在地

栃木市田村町

アクセス方法

東武線野州大塚駅から徒歩40分両毛線思川駅から徒歩40分東北自動車道栃木I.Cから車で20分

公開状況  

公開

所有者又は管理者

栃木市

●文化財概要

 下野国庁は、律令制下(奈良・平安時代)における地方統制の中核として設置された役所であり、同時に政治・経済・交易等のいわば下野国の古代文化を集約する唯一の地方拠点でもありました。下野国庁跡は「和名類聚抄」に「国府在都賀郡」とあり、国府に関連すると思われる地名が広範囲にわたって残されています。
 昭和51年11月から圃場整備をきっかけに発掘調査を開始、4年の歳月を経て、昭和54年8月、国府の中心部「国庁」(政庁)の遺構群を栃木市田村町字宮ノ辺において確認しました。
 国庁跡(奈良時代後期)は、東西・南北各約95mで周囲は板塀がめぐり、南央武には13.8m×4.2mの南門があり、中心部には22.2m×5.4mの「前殿」、その東と西約33mの位置に45.0m×4.8mの長大な南北棟の「東脇殿」「西脇殿」が造営されていました。これらの遺溝のあり方から「前殿」の北方には大規模な「正殿」が存在すると思われますが、現在は宮目神社の社叢となっており未調査です。なお、奈良・平安時代に4回の建て替えが行なわれたことが調査で判明しました。
 その後の調査でも、国庁の区画施設(塀、北門など)や国府の中心道路である南大路、国司館(推定)等の遺構が確認され、木簡、漆紙文書、土器、瓦などの遺物が、多量に出土しました。全域が明らかである国府跡として、数少ない貴重なものです。