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とちぎの文化財

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1992.02.28

【今宮神社本殿・拝殿・幣殿附宮殿】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:鹿沼市
  • 区分:有形文化財(建造物)
  • 種類:指定

(いまみやじんじゃほんでん・はいでん・へいでん・つけたりくうでん)

●指定年月日

平成4年2月28日指定

所在地

鹿沼市今宮町

アクセス方法

JR鹿沼駅東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」からバス「久保町」下車50m

公開状況  

随時

所有者又は管理者

今宮神社

●文化財概要

 今宮神社の創建は天文3年(1534)です。同元年(1532)、壬生綱房が鹿沼城を拡張改修し、その際、それまで御所の森(泉町)にあった日光二荒神を新城の鎮守として現在地に移し、社殿を造営して今宮と称しました。祭神は日光二荒山神社と同じく大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の3神で、ほかに少彦名命を合祀しています。数度の修復がありましたが、現在の本殿は軸部に残された墨書や破魔矢墨書、高欄擬宝珠刻銘などから、下沢村の大工斉藤宮春により延宝9年(1681)に改築されたものであることが知られます。
 弘化-嘉永期(1845~49)には、唐門が新築され、また石塚吉明により本殿に彫刻が加えられるなど、大修理が行われて、ほぼ現在の社殿となりました。本殿は屋根を除いて近世初期の神社建築の特徴をよく留め、拝殿と幣殿も権現造の形式を受け継いでいます。