（かたなめいひぜんのくにじゅうおおみだいじょうふじはらのただひろ）

●指定年月日

昭和51年8月27日指定

●所在地

日光市山内

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

二荒山神社

●文化財概要

長さ64.4センチ　反り1.9センチ　目くぎ穴1個　江戸時代
銘　表　肥前国住近江大掾藤原忠広　裏　承應二年八月吉日
切付銘　奉納男躰大権現御宝前吉沢勘右衛門長賢　明暦二丙申年七月七日

この刀は日光山二荒山神社中宮祠に奉納されたものである。
鎬造、庵棟、作者独特の剣形中心をしおり、新刀初期肥前刀の姿よく、匂深く、直刃に地鉄美しく傑作である。
この工は肥前鍋烏藩の抱え鍛治で、初代忠吉の二代に相当し新刀期有数の刀工として知られている。