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1981.07.31
【半太刀拵(土屋信親作揃金具)】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:大田原市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(はんたちごしらえ(つちやのぶちかさくそろいかなぐ))
●指定年月日
昭和56年7月31日指定
●所在地
大田原市山の手
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
拵長さ97.0㎝ 柄長さ25.2㎝ 鞘長さ71.8㎝。柄は白鮫着黒糸巻で、鞘は青色、雲の変り塗り。
冑金、縁金物、足金物、石突金物等の総金具は朧銀地、高彫色絵、波竜図で構成される。
目貫は金地麒麟、鐔は赤銅地、木瓜形、波高彫である。(但し鐔・目貫は信親作ではない)
縁金物に「黒城西平信親彫之」の銘が刻まれる。
この半太刀拵の由来等については定かではないが、古くから大田原に伝えられたものである。
大半の総金具が土屋信親作であって、銘に「黒城西」とあるので、信親は黒羽城西に住んでいた可能性がある。黒羽藩の抱え金工としては遺作が少なく貴重である。