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1967.12.22
【大野室のイチョウ】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:大田原市
- 区分:記念物(天然記念物)
- 種類:指定
(おおのむろのいちょう)
●指定年月日
昭和42年12月22日指定
●所在地
大田原市寒井
●アクセス方法
JR宇都宮線黒磯駅から大田原市黒羽方面。車で15分
●公開状況
●所有者又は管理者
三島神社
●文化財概要
雌株一本 三島神社 樹高30m 目通周囲6.45m 枝張り東西14.3m 南北16.1m 推定樹齢400年
イチョウは中国と日本産のイチョウ科の落葉高木で、雌雄異株である。日本では自生はなく、神社仏閣の境内によく植えられる。イチョウの名は葉が一枚ずつ着くこと、つまり一葉から来ている。
この木は三島神社参道の中にあり主幹は地上7mぐらいから分枝するが、高さ30m近い参道の杉並木があるので、巨木のわりには枝張りは狭い。主幹にくっついて西側に径30~45㎝以下の幹が7本あり、約20mの高さまで伸びているが、これは根から出てきたものである。
県内第一級のイチョウの巨木で、昔から子供の乳が少なくて困った人が祈願して多量の乳が授かったといわれている。この神社の創建は今を去る1200年ほど前のことといわれ、この土地を大野村と称した。