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とちぎの文化財

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1956.06.15

【妙哲禅師の墓 附 墓碑】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:宇都宮市
  • 区分:記念物(史跡)
  • 種類:指定

(みょうてつぜんじのはかつけたりぼひ)

●指定年月日

昭和31年6月15日指定

所在地

宇都宮市徳次郎町

アクセス方法

JR宇都宮駅より関東バス石那田・今市・日光東照宮・鬼怒川公園・塩野室車庫・船生行き晃陽中下車徒歩30分

公開状況  

公開
常時公開

所有者又は管理者

伝法寺

●文化財概要

 妙哲禅師は仏国国師(ぶっこくこくし)の高弟で、この伝法寺(でんぽうじ)のほか塩原の妙雲寺(みょううんじ)や宇都宮市竹下の同慶寺(どうけいじ)を開山した高僧である。伝法寺は開山後約300年間は臨済宗であったが、江戸時代初期に曹洞宗となった。伝法寺の裏手の山の奥に妙哲禅師の墓がある。墓碑は無縫塔(むほうとう)で、高さ148cm、八角切石の基礎の上に竿石を立て、ここに繰形(くりがた)にした中台(ちゅうだい)をのせ、その上に卵形の塔身(とうしん)を安置している。竿の正面に「開山大同和尚大禅師」と刻んである。基礎の面には銘があり、それによると貞和5年(1349)に死亡し、観応2年(1351)に建碑したことなどが刻まれている。
 なお、銘文は以下のとおりである。
開山和尚舎利塔
 禅師諱(いみな)妙哲号大同 円照第四世 受業於本州雲巌寺得法於高峰日禅師 世寿六十二僧臘四十七 貞和五年十一月十二日示寂 後三年観応辛卯秋七月己朱門人建塔干本山