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とちぎの文化財

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1970.07.03

【小山家文書】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:小山市
  • 区分:有形文化財(書跡)
  • 種類:指定

(おやまけもんじょ)

●指定年月日

昭和45年7月3日指定

所在地

小山市本郷町

アクセス方法

 

公開状況  

非公開

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

 うぐいす色の布地で軸装されたものが3巻と単独の(1通)ものが5通あります。文書は合計36通あります。軸装された3巻は各巻とも10通内外の文書をおさめています。傷みも少なく保存状態は良好です。
 この中で最も古い文書は、鎌倉時代初期の寛喜2年(1230年)に小山朝政が孫の小山長村に自分の領地や役職をゆずることが書かれた文書です。その他、足利義教の感状が2通、足利成氏関係が3通などありますが、全体としては、室町時代に古河公方の足利氏から小山氏にあてられた文書が多いといえます。
 小山家文書は、中世文書がそのまま残されている上、鎌倉・室町時代における関東の武士団の動きを知ることができる貴重な資料です。