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とちぎの文化財

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1968.04.25

【岡本家住宅】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:宇都宮市
  • 区分:有形文化財(建造物)
  • 種類:指定

(おかもとけじゅうたく)

●指定年月日

昭和43年4月25日指定

所在地

宇都宮市下岡本町

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

 岡本家は、下岡本の旧家で庄屋格組頭であったと伝えられております。
 主屋が南に面して建ち、中央に玄関、東側に客間座敷を配し、その西北に寝室や馬屋・勝手・風呂場を設け、正面の玄関奥と裏の寝室が屋根続きとなっています。勝手・土間も広く馬屋に続いて風呂場がありましたが、今は少し改造されて背面におかれています。建てられた年代は、手法からみて18世紀後半と推測されていますが、正徳4年(1714)の護摩札が打ち付けられており、それ以前のものとも考えられます。この建物の特徴は、茅葺き屋根の2棟が並んだ形で、軒付下には色違いに稲・麦藁を段違いに重ね、小屋梁は細かい曲材を用いています。玄関・客間・座敷等建てられた時のままでよく保存され、長押の釘隠し等もおもしろいものです。ただし、屋根の煙出しは後世のものと思われます。
 表門は、県内の上層農家に多い長屋門形式で、入母屋造り、桟瓦葺です。