（けんぞうぶつさいしき）

●指定年月日

昭和54年4月21日指定

●所在地

日光市山内

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

財団法人日光社寺文化財保存会

●文化財概要

　日光は世界に誇る本県の観光地であり、東照宮をはじめとし輪王寺・二荒山神社等の歴史の重みと風格ある建造物が、観光客の目を楽しませている。
　これらを維持していくためには、定期的に漆や彩色を伝統的材料・技術で修理し続けていく必要があり、現在、その役割を担っているのが公益財団法人日光社寺文化財保存会である。
　日光社寺文化財保存会は、豪華絢爛にして人工美の極致ともいえる社寺建造物の彩色技術を保存伝承しており、日光の社寺に対する定期的な修理実施は勿論のこと、日光のみならず全国の修理技能者に対し実務研修を実施している。こうして、日光に残る歴史的建造物は将来にわたって維持され、併せて伝統的技術が全国に伝播・継承されていくのである。