（しんまちのけやき）

●指定年月日

昭和63年12月27日指定

●所在地

宇都宮市新町

●アクセス方法

ＪＲ宇都宮駅より関東バス江曽島方面　花房町バス停下車徒歩10分・東武宇都宮線南宇都宮駅下車徒歩10分

●公開状況　　

公開
常時公開

●所有者又は管理者

新町自治会

●文化財概要

　旧日光街道(現･不動前通り)脇で、かつては宇都宮城下の南側の入口にあたる場所にあるケヤキである。樹高約40ｍ、目通り周囲7.7ｍ、枝張り東西・南北とも約40ｍの巨木で、現在では住宅地の中にその姿をそびえさせているが、江戸時代には旅人の目印になったと思われる名木でもあった。
　幹や枝に腐朽が目立ってきたため、平成３年には幹部の応急処置を、平成９年から平成10年にかけて本格的な樹勢回復業務を行った。
　平成25年９月16日の台風18号で東半分が倒壊し、西側も倒木の恐れがあったので、台刈りの手段で樹木そのものの延命を図り、上部を伐採した。平成26年春の段階では、根本からひこばえが発生している。