本サイトはユーザーエクスペリエンスの向上などを目的に、Cookieを使用しています。
右記のバナーで「同意する」をクリックする、または本サイトを利用することによりCookieポリシーに同意したことになります。

同意します

とちぎの文化財

SEARCH

文化財検索
1996.01.16

【木造 薬師如来及び両脇侍像】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:鹿沼市
  • 区分:有形文化財(彫刻)
  • 種類:指定

(もくぞうやくしにょうらいおよびりょうわきじぞう)

●指定年月日

平成8年1月16日指定

所在地

鹿沼市北半田

アクセス方法

東武金崎駅から粟野町営バス粟野町役場経由上永野大畑行きで約10分医王寺下車

公開状況  

公開
公開(要予約)

所有者又は管理者

医王寺

●文化財概要

木造薬師如来及び両脇侍像(医王寺)は、薬師如来坐像が桧材の寄造り、玉眼嵌入で像高84.5㎝である。像表面は、前面に布貼り硬地で、その上に肉身部は漆箔、衣文部は白土、金泥塗りで切金文様及び盛り上げ彩色文様を施してある。光背等部分的に朽欠損したところもあり、材料の補強と■落止めが施されている。両脇侍像の日光苔薩立像が像高108㎝・月光苔薩立像が像高111㎝で桧材、寄木造り、玉眼嵌入、肉身部は布を貼り硬地に漆箔がしてある。衣文部が布貼り、硬地に金泥塗りをし、切金文様と盛り上げ彩色文様、さらに、頭部は群青彩色を施してある。三尊像は偏衫や衲衣、裳に様々な切金文様や鎌倉時代中期以降に流行する、盛り上げ文様が外圏を中心に施された華麗な像で、院内系仏師の作に多く見られる技法を取っており、鎌倉時代中期(1300年)前後の作と思われる。