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とちぎの文化財

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1974.07.05

【木造 阿弥陀如来両脇侍坐像】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:日光市
  • 区分:有形文化財(彫刻)
  • 種類:指定

(もくぞうあみだにょらいりょうわきじざぞう)

●指定年月日

昭和49年7月5日指定

所在地

日光市萩垣面

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

興雲律院

●文化財概要

浄土思想の普及と共に、阿弥陀来迎の図が描かれたり、彫刻されたりするようになったりするようになったが、絵画では高野山の聖衆来迎図が最も古く彫刻では京都大原の三千院の三体仏が最も古く、共に平安時代に属する。興雲律院の来迎三尊仏は江戸初期のものではあるが、像量も大きく、造形も優れている。中尊は上品下生の印を結んで蓮台に跌坐、寄木、玉眼、二重白毫、■髪水平、全体は、定朝様である。脇侍の観音は蓮台上に跪坐し、両手に蓮台を棒持し、勢至は蓮台上合掌跪坐している。脇侍の跪坐は全く日本独特のもので他に類がない。光背は雲形文で、先端に多宝塔を取付けている。先端を別木で作り、曲面を大きくしているのは江戸時代の特色である。