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とちぎの文化財

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1982.11.30

【板絵著色 四霊の図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:大田原市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(しれいのず)

●指定年月日

昭和57年11月30日指定

所在地

大田原市佐良土

アクセス方法

JR那須塩原駅から自動車で30分・西那須野インターから車で30分

公開状況  

 

所有者又は管理者

法輪寺

●文化財概要

明治7年(1874)喜連川宿の信徒により、絵馬として奉納されたもので、法輪寺本堂入側西端に掲げてある。
画面向かって右肩より玄武、青竜、白虎、朱雀の四神を闊達かつ軽妙な筆致で墨をもって線描きし所々に色彩が施されている。
石端の玄武は亀の胴に巻きつく蛇が首をもたげて亀と相対しているが、亀の足や蛇の胴体は茶色で彩色され、亀と蛇の目の周囲は青く彩られて不気味さが漂っている。青竜は胴をS字状に曲げて長さを表現しており、全身の鱗には紺色で斑点が施され、火焔には朱を塗り威厳さを表現している。白虎は前足を踏ん張り青竜を睨んでいるかのようであり、全身や火焔は胡紛で彩色され、眼光には独自の鋭さが見られる。
左端の朱雀は、小尾と翼を茶や青で描くほかは朱で彩色され、眼の周囲は玄武同様青く彩られて、首を後方に廻し、青竜、白虎と向かい合っている。
大きな画面に四神を巧に配列した構成も良く、描法も動的な中に神秘さの漂うものがあり、また、青竜や白虎の眼の光の如き作者独自のユーモアもある晩年の秀作である。