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とちぎの文化財

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1978.06.02

【板絵著色 神輿渡御図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:さくら市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(いたえちゃくしょくみこしとぎょず)

●指定年月日

昭和53年6月2日指定

所在地

さくら市喜連川

アクセス方法

 

公開状況  

非公開

所有者又は管理者

喜連川神社

●文化財概要

牧野牧陵 筆
獅子を先頭に太鼓を打ち鳴らし、青竜・白虎・朱雀・玄武の四神旗を押し立て、各町内の高張提灯をかかげ町をあげての天王祭のあばれ大みこしがやってくる。
牛頭天王は伝染病やたたりをする神を追い払う荒々しい神としてこの地方では信仰が厚い。そのご利益は早くもあられ、左上辺には悪事をはたらく神や、たたりをする神どもが悲鳴をあげながら逃げてゆく光景がある。
祭のふん囲気が美しい色彩に色どられて、この絵は見事に描かれている。
上部に大草鴻堆の書いた長文のいわれがある。当時流行したコレラへの対応について描かれたもので大変珍しい。文久2年9月、牧陵が58歳のときの力作である。

寸法 縦91cm
 横240cm