（いそやまじんじゃほんでん）

●指定年月日

昭和62年4月17日指定

●所在地

鹿沼市磯町

●アクセス方法

東武楡木駅から２．５km

●公開状況　　

随時

●所有者又は管理者

磯山神社

●文化財概要

　寛文２年（1662）建造と伝えられる三間社流造で、建物全体が弁柄塗となっています。屋根は建造当初は檜皮葺だったものが、後に柿葺となり、さらに昭和25年（1950）に現在の銅板葺になりました。基礎は布石で、身舎軸部は丸柱に土台を置き、頭貫には木鼻をつけ、三間とも板唐戸で、跳高欄つきの縁を三方にめぐらしています。斗きょうは三斗組和洋、中備は板蟇股、妻は虹梁に大瓶束の構えで、破風の流れが滑らかです。軸部、軒回り、破風、海老虹梁、懸魚、木鼻などの木部がよく残り、全体的に建造時代の形状を今日までよく伝えています。