（しほんぼくしょ　ほっけげんぎしゃくせん）

●指定年月日

昭和25年8月29日指定

●所在地

日光市山内

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

輪王寺

●文化財概要

縦26.5センチ（第１）全長422.6センチ）
湛然述（711－782）の玄義釈籤の古鈔本として、平安中期をくだらない書写本である。
法花玄義は、中国天台の根本原典で、天台教義を究めるうえに肝要なものである。本巻は10巻本で、本文には朱をもって古訓点が付されており、現存玄義釈籤中の古写本に属すべきものである。
これが、播磨国明石の大山寺に暦応2年（1339）奉納されたものであることが巻3末の施入銘によって明らかである。