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とちぎの文化財

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1978.06.02

【紙本淡彩 虎渓三笑図】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:大田原市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(しほんたんさいこけいさんしょうず)

●指定年月日

昭和53年6月2日指定

所在地

大田原市美原

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

小杉放菴の作。
白い法衣をまとったのが恵遠法師、朱衣に羽扇が陶渕明、浅黄の衣が陸修靖である。三人は談笑に興じて虎渓の橋まで来てしまった。橋を渡れば俗界、禅徒はこれより先に行くことは禁制である。三人は思わず大笑した。これが虎渓三笑であるが放菴は型破りで虎渓も、そこに架る橋も描いていない。脱俗の高士たちの天真の笑そのものと、自然の風情に心も筆も集中している。放菴画中の傑作である。