（しほんちゃくしょくしょうちくばいず（へきが））

●指定年月日

昭和45年7月3日指定

●所在地

宇都宮市西

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

栃木銀行

●文化財概要

中央よりに巨松、その左に紅梅の老木を描き、根本の土坡に隈笹数点をあしらったものであるが、作家の垢抜けした感覚が偲ばれる。全体の構図と筆致とは、桃山時代に於ける狩野永徳、山楽を想起せしむる豪快、奔放なものである、梅樹の苔を表わす白緑の「流し込み」などには大和絵の典雅な趣を取り入れている。瑞雲に見入る鷹も鋭さがある。