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とちぎの文化財

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1979.02.02

【絹本著色 羅刹天】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:那須塩原市
  • 区分:有形文化財(絵画)
  • 種類:指定

(けんぽんちゃくしょくらせつてん)

●指定年月日

昭和54年2月2日指定

所在地

那須塩原市北和田

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

羅刹とは元来インド神話の鬼神で悪魔の王といわれているが、仏画では仏法守護の神で多聞・持国など12天の一つとして描かれている。
羅刹図は、忿怒面で怒髪を逆立て、宝剣と鎧を着し魔獣を踏まえるものがあるが、この図は水盤様の台座に右足指をそらして仁王立ちの姿である。
画像に巨勢派の画風が見られ、この流派が奈良に移り絵仏師として活動した鎌倉時代の作と推定される。
彩色の材料には、墨・金泥・銀泥・漆・あかねやうこんの草木の染料が使用され、軸装も入念で軸頭には蓮華紋などの見事な文様が施されている。