（けんぽんちゃくしょくりゅうずかんのんず）

●指定年月日

平成5年2月19日指定

●所在地

宇都宮市下荒針町

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

大運寺

●文化財概要

頭部と光背宝瓶にわずかに色彩を施し、他はほとんど墨彩である。雲のわきたつ中に龍に乗った観音像は「神韻ひょうひょう」と言う言葉がまさにあてはまる図そのものである。「敬写寛方」とあり、寛方が敬虔信仰心の中に描いた観音図である。寛方は、昭和１５年から法隆寺金堂壁画の模写の大事業に参加しており、この作品は模写の仕事に心血を傾けた時代のものです。