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とちぎの文化財

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2006.07.28

【藤本観音山古墳】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:足利市
  • 区分:記念物(史跡)
  • 種類:指定

(ふじもとかんのんやまこふん)

●指定年月日

平成18年7月28日指定

所在地

足利市藤本町ほか

アクセス方法

東武伊勢崎線福居駅より徒歩30分

公開状況  

公開

所有者又は管理者

足利市ほか

●文化財概要

 栃木県と群馬県の境を流れる矢場川右岸の標高30mの洪積台地上に所在する古墳時代前期中頃の前方後方墳である。墳丘は墳長117.8m、前方部は2段で高さ5.4m、後方部は3段で高さ11.8mを測り、葺石(ふきいし)は後方部の3段目に施されていた。前方後方墳としては、全国で5番目、東日本では2番目の規模である。埴輪は未確認だが、後方部の頂部には二重口縁(にじゅうこうえん)の壺型土器が配されていた。埋葬施設は未調査であるが、盗掘の痕跡は確認しておらず、竪穴形のものが遺存しているとみられる。墳丘の周囲には周濠(しゅうごう)を含めると全長210mとなる。周濠幅が狭くなっている部分の南側では、同時期の竪穴建物21軒、土坑3基等を確認した。本古墳の築造に関わる遺構、あるいは本古墳に伴う祭祀に関わる遺構など、本古墳と密接に関わる役割を果たしているものと見なされる。
 本古墳は毛野地域の古墳の変遷をたどるうえでは画期となる存在であり、当地域の政治状況を知るうえで重要である。また、古墳の南西側で確認された竪穴建物等は、古墳と密接に関わる施設が隣接して存在していたことを知るうえで貴重である。