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とちぎの文化財

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1981.10.27

【釈迦堂】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:日光市
  • 区分:有形文化財(建造物)
  • 種類:指定

(しゃかどう)

●指定年月日

昭和56年10月27日指定

所在地

日光市本町

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

輪王寺

●文化財概要

五間×五間 桁行43尺1寸 梁間44尺6寸5分 寄せ棟造り 向拝一間 ベンガラ漆塗り 江戸時代

田母沢の東、寂光道の東側一帯が境内である。参道正面に四脚門が建ち、それをくぐると釈迦堂の前庭になる。
切石を1段据えて基礎とする。屋根は鉄板葺であるが、元はこけら葺きであったとおもわれる。
四方に縁を廻らし、正面中央間のみ内法長押を高くして桟唐戸を建て、両脇の二間は舞良戸釣りとし、両側面は舞良戸建て、奥の一間と背面は全て板壁である。
内陣の天井は格天井、外陣は竿縁天井である。
飾り気の少ない建物であるが、江戸時代初期から中期にかけての特徴がよく表れている。
須弥壇下から棟札四枚が発見され、最古は正徳元(1713)年である。