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1969.02.04
【わきざし 銘 守勝】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:さくら市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(わきざしめいもりかつ)
●指定年月日
昭和44年2月4日指定
●所在地
さくら市押上
●アクセス方法
●公開状況
非公開
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
平造(棟角から刃先にかけての平肉が平面に近い造り方)板目鍛え、地鉄つみてうるおいあり、ところどころ大肌があらわれている。樋は刀身差表に2筋樋があり、差裏には棒樋の生彫りがあり上手である。刃上り栗尻で、鑢目は横鑢がある。差表目くぎ穴下に初期守勝特有である楷書の「守勝」の2字銘がしっかりと切ってある。守勝は室町時代末期の下野刀工で徳次郎(宇都宮市)に住し、作風は相州伝で、江戸期まで同名数代がある。この守勝は室町時代末期(天正期)の比較的健全な古刀期刀工による数少ない作品のひとつである。