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1968.04.25
【三森家住宅】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:那須町
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(みもりけじゅうたく)
●指定年月日
昭和43年4月25日指定
●所在地
那須郡那須町伊王野
●アクセス方法
JR宇都宮線黒磯駅から約11㎞
●公開状況
随時
見学希望の際は那須町教育委員会生涯学習課に連絡
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
三森家は、関街道(旧東山道)沿いにあり、丘陵を背にして南向きのやや高台に建てられている。当家は、江戸時代に交代名主及び問屋を勤めていた家柄である。
主屋は茅葺平屋の寄棟造りで、間口約22m、奥行約10mある。この地方では規模が大きく、民家として代表的な建造物である。解体修理の結果、享保18年(1733)に建築されたことが判明した。
梁は松材を用い、ちょうな削りで木材を自然のままに巧みに組み合わせている。土台には栗材を、柱には杉と栗材を使用している。
間取りは、中央より左右に土間の部分と座敷の部分からなっている。土間部分には「いろり」と「うまや」がある。座敷部分にはかつて6部屋が推測され、右奥には上段の間がある。また、前廊下のほぼ中央に正面式台がある。
なお主屋前面には長屋門があり、主屋と併せて国の重要文化財に指定されている。