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1955.07.26
【三葉つつじ自生地】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:足利市
- 区分:記念物(天然記念物)
- 種類:指定
(みつばつつじじせいち)
●指定年月日
昭和30年7月26日指定
●所在地
足利市小俣町
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
足利市、小俣三葉つつじ自生地愛護委員会
●文化財概要
この地のツツジは古くから(年代未詳)地域の人に親しまれ、保護されてきた。土地の人はこれを称して「きちがいツツジ」と語り伝えている。すなわち、これを折れば狂人になるとのことであろう。落葉灌木で、ここが分布の北限であり、南は中部日本の西部までみられるが、県下には他にないことが分かった。小高い山地の西向斜面の雑木の中に群生し、山麓に成田不動尊をまつり聖地となっている。開花は三月下旬から四月上旬、足利地方に多いトウゴクミツバツツジ(紫つつじ)の花はおしべがふつう10本であるのに対し、このミツバツツジのおしべは5本である。