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とちぎの文化財

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2003.08.27

【上神主・茂原官衙遺跡】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:上三川町
  • 市区町村:宇都宮市
  • 区分:記念物(史跡)
  • 種類:指定

(かみこうぬし・もばらかんがいせき)

●指定年月日

平成15年8月27日指定

所在地

宇都宮市茂原町地内、上三川町大字上神主地内

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

宇都宮市、上三川町ほか

●文化財概要

 栃木県のほぼ中央、田川に面する標高約80mの台地上に立地する、東西約250m、南北約370m以上の広さを持つ古代の官衙遺跡。遺跡中央の政庁域には広場を中心に南面した正殿跡と東西両脇殿跡が確認され、南の正倉域には約50棟の建物跡が確認されている。遺跡の南東には東山道と推定される道路遺構が確認され、官衙と一体的に機能していたと考えられる。
 この遺跡は、7世紀後葉から9世紀前半にかけて営まれ、政庁と正倉という施設の構成からみて、下野国河内郡衙と考えられるが、郡衙関連施設や交通関連施設などを含めた多様な性格も想定される。