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とちぎの文化財

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1956.06.15

【九石のけやき】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:茂木町
  • 区分:記念物(天然記念物)
  • 種類:指定

(さざらしのけやき)

●指定年月日

昭和31年6月15日指定

所在地

芳賀郡茂木町九石

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

 推定樹齢●約800年 大きさ●樹高18m、目通周囲7.3m 枝張り:東西14m、南北15.3m
 この木は茂木から烏山への途中、大瀬に分かれる道傍の北側にあって、遠くからこんもりと茂って見える。九石は元禄11年(1698)旗本梶川与惣兵衛照元の領地となった。以来、梶川が巡視の際は必ずこの木の下で休み「この地を大木の下と称せよ」と命じたという。また、この木の枯れ枝を拾って炉にたけば火傷をしないといわれ、また、枝を門に掛けておくと、一切の悪病にかかることがないともいわれる。太い幹は空洞で、途中で枯れているので、高さは高くないが、巨木の感がある。樹勢は盛んで、特に新緑、紅葉はみごたえがある。平成元年に、栃木県名木百選に指定された。