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とちぎの文化財

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1998.01.16

【八幡宮本殿及び拝殿】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:下野市
  • 区分:有形文化財(建造物)
  • 種類:指定

(はちまんぐうほんでんおよびはいでん)

●指定年月日

平成10年1月16日指定

所在地

下野市薬師寺

アクセス方法

JR自治医大駅から車で5分

公開状況  

公開

所有者又は管理者

八幡宮

●文化財概要

 下野薬師寺跡の東側隣接地にあります。
 本殿 一間社流造 寛文2年(1662)
 拝殿 入母屋造 江戸初期
 主祭神は誉田別命で、配神として玉依姫大神と息長帯姫大神を祀り、貞観17年(875)岩清水八幡宮の祭神を勧請したと伝えられ、一方では下野薬師寺の寺内社として直接宇佐八幡宮から分社されたとも言われています。
 領主となった佐竹氏(秋田 久保田藩)が援助し、寛文2年に本殿と石の間を再建、翌年に拝殿や玉垣が修理されたと伝わっており、実際に本殿は棟札や扉金具に紀年名が残るので、寛文2年(1662)の建立がわかる。全体に装飾が少なく、彩色も施されていないことから社寺で装飾化が進む18世紀よりも以前の様相を示している。