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1974.02.19
【勝道上人首骨納塔】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(考古・歴史資料)
- 種類:指定
(しょうどうしょうにんくびぼねのうとう)
●指定年月日
昭和49年2月19日指定
●所在地
日光市上野島
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
輪王寺
●文化財概要
勝道上人首骨納塔
高さ220.0センチ
中禅寺湖内に浮かぶ上野島の中央部に建つ石造層塔である。
いまは三重屋根を重ねて、その上に相輪がのっているが、原形は、やはり同地内にある慈眼大師の墓石や、この塔の初重軸部から三屋根末までの逓減などから、五重塔であったと推定される。復元高さは
三メートルを越すものと考えられる。軒反りの状態は古様であり、屋根勾配の曲線に時代が感じられる。初重軸部三面に銘文があり、元禄15年(1702)勝道上人の首骨納塔として、日光門主一品法親主公弁が造立したことが記されている。
紀年銘を有する江戸時代初期から中期のすぐれた石造層塔として貴重である。