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とちぎの文化財

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1977.09.13

【医王寺五輪塔】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:鹿沼市
  • 区分:有形文化財(考古・歴史資料)
  • 種類:指定

(いおうじごりんとう)

●指定年月日

昭和52年9月13日指定

所在地

鹿沼市北半田

アクセス方法

東武金崎駅から粟野町営バス粟野町役場経由上永野大畑行きで約10分医王寺下車

公開状況  

公開

所有者又は管理者

医王寺

●文化財概要

五輪塔は、医王寺講堂西方の歴代住職の基地内にあり、近年、当時東方近くの縁故地から移転したものである。塔は、上部から空・風・火・水・地輪と称する。1基は、総高133.5㎝、無銘であるが、完存している。空・風輪はその頭部を尖らせており、火輪は高さに比し幅があり、勾配はゆるく、また、ゆるい反りを見せ、厚手で重量感がある。もう1基は、総高140㎝、空輪頭部や火輪の一部が欠損している。各輪には、大日本身真言(ア・バン・ラン・カン・ケン)の5梵字を刻んでいる。この2基は、鎌倉時代末期の前後とみられ、県内にあるものとしては、古手に属する優品であり、この時期の指標として貴重である。