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1953.11.10
【塚山古墳】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:記念物(史跡)
- 種類:指定
(つかやまこふん)
●指定年月日
昭和28年11月10日指定
●所在地
宇都宮市西川田町
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
個人所有
●文化財概要
栃木県総合運動公園(総合グランド)の南側にある前方後円墳で、古くは兵庫塚古墳(ひょうごつかこふん)と呼ばれていた。墳丘の全長は約98mであるが、後円部の一部が道路によって削られている。前方部幅は約55m、同高さ約8m、後円部の直径は約50m、同高さ約8mの大きな規模を誇っている。墳丘上には葺石(ふきいし)がみられ、埴輪(はにわ)の出土を伴っている。古墳の回りには周湟(しゅうこう)の跡がみられ、周湟を含めると推定全長が130mにもなる。
この古墳のすぐ近くには県指定の塚山西古墳、塚山南古墳等の多くの古墳がみられ(多くは削平されてしまった)、それらの古墳の主墳ともいえる古墳である。なお、墳丘の形からこの古墳が造られたのは、古墳時代中期と推測できる。