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1958.04.25
【大慈寺相輪塔】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:栃木市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(だいじじそうりんとう)
●指定年月日
昭和33年4月25日指定
●所在地
●アクセス方法
JR両毛線岩舟駅より車で10分
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
大慈寺
●文化財概要
弘仁6年(814)に伝教大師最澄は、全国の6か所に相輪宝塔を建立し、国家の安穏を祈念して1千部の法華経をおさめました。その一つが大慈寺に建てられました。大慈寺は天台宗の北辺鎮護、北方流布の拠点とされていました。
最初に建てられた相輪塔の塔跡は、現在村檜神社の境内にあります。宝塔の法要を行ったとき、大慈寺に集まって供養にあずかった人は5万人に達したと伝えられています。最初の塔は破壊されてしまい、現在の塔は1725年(享保10年)に大慈寺96世智周法印によって再建されたものです。鋳造師は佐野天明の長谷川八郎左衛門明清と小見弥五兵衛綱信で、代表的な天明鋳物です。高さは3.2m、直径80cmで、塔中には法華経がおさめられました。