SEARCH
文化財検索
2017.07.31
【大雄寺 本堂 庫裏 禅堂 鐘楼 経蔵 総門 廻廊】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:大田原市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(だいおうじ ほんどう くり ぜんどう しょうろう きょうぞう そうもん かいろう)
●指定年月日
平成29年7月31日指定
●所在地
栃木県大田原市
●アクセス方法
JR宇都宮線 西那須野駅から車で20分
●公開状況
公開
屋内拝観は有料 事前予約
●所有者又は管理者
大雄寺
●文化財概要
大雄寺は,黒羽城跡の所在する丘陵上に位置する曹洞宗寺院で,藩主大関家の菩提寺として庇護を受け,江戸中期から末期にかけて境内が整えられた。茅葺屋根の本堂や庫裏は,規模が大きく,平面形式などに古式をよく継承し,質も高い。また本堂の正面に総門を構え,禅堂とともに諸堂を廻廊で繋ぐという構成は,曹洞宗寺院伽藍の一類型を示している。地方小藩の菩提寺としての様態をよく伝えており,我が国の近世曹洞宗寺院伽藍の展開を理解する上で,高い価値を有している。
本堂
桁行25.5m 梁間16.3m 寄棟造 西面開山堂附属
庫裏
桁行26.9m 梁間10.5m 寄棟造 入母屋造及び寄棟造
禅堂
桁行5間、梁間5間 寄棟造
鐘楼
桁行1間、梁間1間、入母屋造
経蔵
土蔵造、正面5.3m 側面6.3m 宝形造 向拝1間、八角輪蔵付き
総門
桁行1間、梁間1間、切妻造
廻廊
北東、南東、南西廻廊の3棟からなる。
附棟札2枚 享保17年、寛政9年