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●指定年月日

昭和52年9月13日指定

●所在地

宇都宮市睦町

●アクセス方法

●公開状況　　

●所有者又は管理者

栃木県

●文化財概要

長さ73.5センチ、反り2.4センチ、目くぎ穴1個、銘は表に「於相武台下歓喜入道昭秀作之」、裏には「昭和十八年八月吉日」とある。この太刀は、当時神奈川県座間市にあった陸軍士官学校の相武台二本刀学院長に作者が奉職していた時の作品である。豪壮な造りこみで姿もよく、板目肌、互の目乱れの見事な出来栄えで、表には、櫃内に玉追いの竜、裏にも、櫃内に滝不動を彫っている。この見事な彫は越後三条の阿部昭忠の彫りである。
作者昭秀は、栗原彦三郎と称し、明治12年安蘇郡田沼町に生まれ、東京に日本刀鍛錬伝習所を設立するなど、日本刀鍛錬技術の伝承に努めたが、昭和29年76歳で没した。