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2017.06.28
【宇都宮大学峰ヶ丘講堂(旧宇都宮高等農林学校講堂)】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:登録
(うつのみやだいがくみねがおかこうどう(きゅううつのみやこうとうのうりんがっこうこうどう))
●指定年月日
平成29年6月28日指定
●所在地
宇都宮市峰町
●アクセス方法
JR宇都宮駅から1.5㎞
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
宇都宮大学
●文化財概要
大正13年建設。文部技手・吉田靜の設計
外壁は下見板張白ペンキ塗り、窓は上げ下げ窓、切妻桟瓦葺、中央部に銅板張りの換気塔を立てる。
内部は妻壁の前後を階段室、附属室とする以外は講堂主室で、南側に演壇を設け、主室との境を大きな半円アーチで区切ってある。天井と壁面は白漆喰塗り、木部はペンキ塗り。
垂直性を強調した外壁と大小の三角屋根が織りなすリズムで印象的な外観を見せる。外部の平坦な中にも柱形を付けて直線を強調した壁面や、柱頭飾、内部天井の緩やかな円弧状アーチ飾りなど、セセッション的意匠で全体をまとめた優作。