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とちぎの文化財

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1981.06.09

【寛永諸家系図伝(真名本)】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:日光市
  • 区分:有形文化財(書跡)
  • 種類:指定

(かんえいしょけけいずでん(まなぼん))

●指定年月日

昭和56年6月9日指定

所在地

日光市山内

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

東照宮

●文化財概要

寛永諸家系図伝は、わが国最初の武家系図集で、三代将軍徳川家光の命によって、若年寄太田備中守資宗が奉行、林道春(羅山)が総裁となって寛永十八年(一六四一)二月に編纂が始められ、寛永二十年(一六四三)九月に完成した。のちの寛政重修諸家譜の基となった系図集として著名で、真名本と仮名本の二本が作られたが、その原本は江戸城の秘庫に蔵されて巷間に流布せず、清書原本各一本が現存しているにすぎない。
 この東照宮本はその真名本の浄書原本で、清和源氏六十二冊、藤原氏五十七冊、平氏十九冊、諸氏三十八冊、医者・同朋・茶道十冊の計百八十六冊を完存し、寛文九年(一六六九)に日光東照宮に奉納されたものである。