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とちぎの文化財

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1967.07.06

【専修寺境内】

  • 文化財種類:国指定等文化財
  • 市区町村:真岡市
  • 区分:記念物(史跡)
  • 種類:指定

(せんじゅじけいだい)

●指定年月日

昭和42年7月6日指定

所在地

真岡市高田

アクセス方法

真岡鉄道久下田駅より車利用約10分

公開状況  

公開

所有者又は管理者

専修寺

●文化財概要

 親鸞は承元元年(1207)法難にあって越後国に配流されたが、5年ののち罪を許されて関東に入り、常陸国稲田に滞在した。布教のためこの地を訪れたとき、大内氏一族の懇請によって堂がつくられたのが専修寺のはじまりと伝えられる。近年では、元々あった大内氏の菩提寺をもとにしたとも考えられている。
 信州善光寺から感得した一光三尊仏を本尊とし、のち真仏(2代)さらに顕智(3代)にうけつがれ、東国における初期真宗教団の根本道場として隆盛を見るにいたった。寛正6年(1465)真慧(10代)は伊勢国一身田に専修寺をつくり本山とし、歴代上人は本山に居住したので、以来この地は下野国旧本山と称されるようになった。御影堂、如来堂等はその大半は江戸時代の再建にかかるものである。後堀河天皇(第86代)の勅願所としても世に知られている。
 なお、本寺東方約2㎞のところに、専修寺建立中に親鸞が仮住居として利用したと伝えられている「三谷草庵」があり、当該地も史跡として指定されいる。