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1965.04.06
【小貫観音堂 附 石燈篭】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:茂木町
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(おぬきかんのんどう つけたり いしどうろう)
●指定年月日
昭和40年4月6日指定
●所在地
●アクセス方法
●公開状況
公開
常時
●所有者又は管理者
愛宕神社
●文化財概要
三間四方5.4m×5.4m、向拝一間付、寄棟造、茅葺。燈籠は高さ1.91m。
観音堂は、三間四方向拝一間付き寄棟造り茅葺きの建物であった。現在は茅葺き形の銅板に葺き替えられている。木造十一面観音立像を安置するために建てたものである。向拝柱に地紋を彫り要所に彫刻を施し、総体丹塗り、彫刻には彩色するなど華麗な建築で、内部に金欄巻を施し天井は折上げ格天井である。燈籠と同時代に建立されたものと思われる。
石燈籠は春日燈籠で、正徳2年(1712)の銘がある。用材は花崗岩で、丁寧に彫られ石工の技術が見受けられる。全体の形は、欠損または破損個所が示す通り、分解し組み立て直したものといわれ、整った形とはなっていない。笠石の一部が欠けているのは、長い間の風雪に耐えたものである。