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1922.03.08
【小金井一里塚】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:下野市
- 区分:記念物(史跡)
- 種類:指定
(こがねいいちりづか)
●指定年月日
大正11年3月8日指定
●所在地
●アクセス方法
宇都宮線小金井駅下車、徒歩10分
●公開状況
公開
常時可能
●所有者又は管理者
下野市
●文化財概要
小金井一里塚は、江戸時代の五街道の一つである日光街道沿いに造られ、江戸(東京)日本橋から22里(約90km)の地点に所在します。一里塚は、街道の両側に一里(約4km)毎の印として全国的に造られた塚であり、5間(約9m)四方の方形に築かれ、塚の上にはエノキや松が植えられました。
江戸幕府が五街道の整備に着手したのは、慶長9年(1604年)で、それ以後この日光街道は国道4号線が開通する明治17年(1884年)まで、東北地方への主要道路として機能していました。
小金井一里塚は長年風雨にさらされたため、形が崩れて円形化していますが、現状で一辺約12mの大きさで、造られた当時は方形であったことが、測量調査でわかりました。平成9年度の発掘調査では、旧日光街道の砂利敷道路とその側溝が発見され、紐に通された寛永通宝(50枚)や陶磁器(茶碗など)の破片が見つかりました。
現在は国道4号線のすぐ西側に、2つの塚が史跡ポケット広場として整備されています。塚には何代目かのエノキの大木がそびえ立ち、夏には行き交う人々に涼しい木陰を作ってくれます。