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1955.07.26
【屋台】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:宇都宮市
- 区分:有形文化財(工芸品)
- 種類:指定
(やたい)
●指定年月日
昭和30年7月26日指定
●所在地
●アクセス方法
●公開状況
毎年10月第2土・日曜日
●所有者又は管理者
宇都宮市伝馬町
●文化財概要
間口164.0センチ 奥行き409.0センチ 高さ342.0センチ
屋台は、小さな家の形に作られ移動できるようにした祭礼のねりものに使用されるものである。この屋台は、四輪の本屋台で、前後両面の破風の上下には竜、四方の壁面には「牡丹に唐獅子」「松に鳳凰」等の彩色した彫刻を施した華麗なもので、記録によれば、当時富田村(現栃木市)にいた彫刻師磯部儀兵衛、江戸小伝馬町の錺師熊吉・嘉兵衛等により天保一〇年(1839)に制作され、嘉永五年(1852)完成したことが屋台の棟木に記されている。 保存もよく、江戸時代末期に流行した彫刻屋台として、すぐれたものの一つである。