SEARCH
文化財検索
2003.12.25
【旧日光田母澤御用邸 御座所、御食堂、皇后御座所、謁見所、内謁見所、皇族及び臣下休所、御車寄、主殿寮、調理所、女官部屋】
- 文化財種類:国指定等文化財
- 市区町村:日光市
- 区分:有形文化財(建造物)
- 種類:指定
(きゅうにっこうたもざわごようてい ござしょ ごしょくどう こうごうござしょ えっけんじょ うちえっけんじょ こうぞくおよびしんかやすみどころ おくるまよせ しゅでんりょう ちょうりじょ にょかんべや)
●指定年月日
平成15年12月25日指定
●所在地
日光市本町
●アクセス方法
JR日光駅、東武日光駅より約3㎞
●公開状況
栃木県営都市公園「日光田母沢御用邸記念公園」として一般公開。
また、研修室・研修ホールを利活用施設として開放している
●所有者又は管理者
栃木県
●文化財概要
旧日光田母澤御用邸は、日光二荒山神社神橋の西方約1㎞に位置している。皇太子明宮嘉仁親王(大正天皇)のため、明治32年に創設され、大正7~10年に大規模な増改築が行われ、現在の姿がほぼ完成した。
建物は、木造平屋建、一部2階もしくは3階建、銅板葺で、謁見所を中心とした表向き部分、御座所や皇后御座所などの居住部分、女官部屋、主殿寮、調理所などの家政部分からなり、建築面積は約4,500㎡に及ぶ。
広大な建築群は、全体計画から細部に至るまで宮内省内匠寮により綿密に設計・監理され、主要建物は吟味した良材を用いた精緻なつくりである。
明治・大正期の木造の大規模な御用邸の全体が完存しており、貴重である。また、細部に至るまで優秀な意匠で、近代和風住宅の一典型を示すものとして価値がある。
なお、当該建物は栃木県により復原・改修工事が行われ、平成12年8月から一部を一般公開しており、また平成15年10月から研修室・研修ホールを利活用施設として開放している。
〈指定名称〉
旧日光田母澤御用邸
御座所、御食堂、皇后御座所、謁見所、内謁見所、皇族及び臣下休所、御車寄、主殿寮、調理所、女官部屋