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とちぎの文化財

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1985.05.31

【曽我兄弟討入図鐔】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:佐野市
  • 区分:有形文化財(工芸品)
  • 種類:指定

(そがきょうだいうちいりずつば)

●指定年月日

昭和60年5月31日指定

所在地

佐野市富岡町

アクセス方法

 

公開状況  

 

所有者又は管理者

個人所有

●文化財概要

作者の神山致道は今の日光に住み、名は半蔵、致道、日滝斎等と号し、鐔や目貫などの刀装金具を中心に優れた作品を残した本県を代表する金工である。致道を初代として明治まで続いた一門の作品は、神橋、東照宮、華厳滝、男体山など日光を題材とした郷土色豊かなものが多い。本作品は朧銀(銅3に銀1を混ぜた我国独特の合金)地に、金、銀、銅を駆使して曽我兄弟仇討の図がに細工された刀の鐔で、人物は表情豊かに表現され、さらに辺りの情景等も入念に仕上げられており、致道の傑作の一つである。