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とちぎの文化財

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1963.11.01

【木造 十一面観音立像】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:茂木町
  • 区分:有形文化財(彫刻)
  • 種類:指定

(もくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりつぞう)

●指定年月日

昭和38年11月1日指定

所在地

芳賀郡茂木町小貫

アクセス方法

 

公開状況  

非公開

所有者又は管理者

愛宕神社

●文化財概要

形状●像高142cm、台座高30㎝、肩幅43㎝ 形態●寄木造、彫眼、素地像 年代●鎌倉時代後期 木彫りの立像にして、頭上仏十一面は挿込み、全部備わっているが、面部の磨滅が甚しい。頭部は耳の後方にてはぎ、首をさしている。寄木で玉眼入れ、体くは側面にて前後二つにはいている。下垂および屈臂の両腕は別木にて胴にとりつけている。裳の褶は京都の鞍馬寺のものと同様である。刀法はやや弱く両膝間の衣褶
の表現には特に目立つ。全体としてキリッとした端正さとのびのびとした力が見られ鎌倉時代後期の仏像である。