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1969.04.25
【木造 千手観音菩薩立像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:那須烏山市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞうせんじゅかんのんりつぞう)
●指定年月日
昭和44年4月25日指定
●所在地
●アクセス方法
JR烏山線滝駅下車ー徒歩約3分・宇都宮より車で約1時間(約30台収容の駐車場あり)
●公開状況
本尊のために普段は未公開
●所有者又は管理者
太平寺
●文化財概要
本像は太平寺の本尊で、室町時代に地方の仏師か寺僧によって製作され、荒彫の名残をとどめた未完成像であったと考えられています。その後、江戸時代になり顔面や側臂等の手入れが行われ現在の姿になりました。背を丸木舟のようにえぐりとる手法は南北朝時代になってからの様式であり、瞼が45度の角度で俯瞰に刻まれ下瞼を備えていない手法は古い時代を表しています。像高2,28M、素材は榧、一木造り、頭上仏十一面は共木から刻出されています。