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1965.01.26
【木造 孔子坐像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:足利市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞうこうしざぞう)
●指定年月日
昭和40年1月26日指定
●所在地
●アクセス方法
JR足利駅から徒歩約10分(史跡足利学校跡)
●公開状況
公開
●所有者又は管理者
足利市
●文化財概要
像高約78cm。
頭巾を被り左手は五指を開いたまま膝の上にのせ、右手の肘を少しまげて払子を握り(現在は欠)心もち俯瞰して端座する姿である。額や眼元、口元にも幾筋かのしわが刻まれ、美しい長髯は己に白さを思わせる。瞳の周囲には金泥を用い、角膜の境には細い赤い線を入れているため、炫々たる炯眼となっている。体内には天文年間、長尾憲長(足利城主足利長尾氏四代当主)の頃の造立であることを示す墨書がある。儒学の府たる足利学校孔子廟(聖廟)に安置されている。