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1999.08.17
【木造 弥勅菩薩坐像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:鹿沼市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞう みろくぼさつざぞう)
●指定年月日
平成11年8月17日指定
●所在地
鹿沼市北半田
●アクセス方法
●公開状況
●所有者又は管理者
医王寺
●文化財概要
弥勒像は通常、片手に蓮華または水瓶を執る与願・施無畏の印相などの菩薩形が通常であるが、本像は如来形との複合形である。この形の代表例としては、醍醐寺三宝院本尊の快慶作弥勒像があるが、県内では作例は少ない。恐らく、弥勒下生信仰に結びついて造立されたものと思われ、当時の信仰内容を語る貴重な資料である。医王寺には県指定の鎌倉末期の薬師三尊像や毘沙門天像があるが、鎌倉末期から南北朝にかけて同じ工房でつくられたものと思われる。