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とちぎの文化財

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1967.04.07

【木造 毘沙門天及び両脇侍像】

  • 文化財種類:県指定等文化財
  • 市区町村:足利市
  • 区分:有形文化財(彫刻)
  • 種類:指定

(もくぞうびしゃもんてんおよびりょうわきじぞう)

●指定年月日

昭和42年4月7日指定

所在地

足利市大岩町

アクセス方法

JR足利駅から車で約30分

公開状況  

非公開

所有者又は管理者

最勝寺

●文化財概要

像高 毘沙門天像180.0cm
吉祥天像98・0cm
善膩師童子像93・0cm
 足利市の北方の守護神として、また、当時の武将の武運の祈願仏であったと伝えられている。本尊は標高約300m余の南宋画風の岩山に宝暦12年(1762)に再建された毘沙門堂(本堂)内に脇侍と共に安置されている。右手に宝塔(一部分欠失)、左手に鉾を持ち腰を僅かにひねっている。足下には邪鬼二頭を踏み、玉眼の眉字に威力を込めた相貌には迫力がある。背の宝輪は平安時代にみる型であり、宝髻は宋風である。全体の写実性と逞しさは鎌倉時代の特色を示す。