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1973.01.12
【木造 薬師如来坐像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:鹿沼市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞうやくしにょらいざぞう)
●指定年月日
昭和48年1月12日指定
●所在地
鹿沼市北半田
●アクセス方法
東武金崎駅から粟野町営バス粟野町役場経由上永野大畑行きで約10分医王寺下車
●公開状況
非公開
●所有者又は管理者
医王寺
●文化財概要
本造薬師如来座像(医王寺)は、像高90㌢、檜の一木造りで、膝部は、別の横木を用いて底部を刳っている。腹部と左袖も別木で、面相、衣文等は定朝流である。後頭部と背面には、干割れをふさぐため内刳を施している。また、両手首は後補である。制作年代は平安後期と思われる。高い肉髻、刻出の螺髪、水平の髪際、大らかな眉、小さめの唇、そこに漂う表情は、威力と愛情を含める沈黙の静けさである。