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1962.04.03
【木造 親鸞上人坐像】
- 文化財種類:県指定等文化財
- 市区町村:真岡市
- 区分:有形文化財(彫刻)
- 種類:指定
(もくぞうしんらんしょうにんざぞう)
●指定年月日
昭和37年4月3日指定
●所在地
●アクセス方法
真岡鉄道久下田駅より車利用約10分
●公開状況
●所有者又は管理者
専修寺
●文化財概要
親鸞上人76才の等身の御影と伝えられるものである。専阿筆の肖像画(西本願寺蔵・国宝)にそっくりである。肖像画については親鸞の曽孫覚如が延慶3年(1310)修理をした際、専阿が親鸞の生前の姿を写したものであることを記しているのである。本像においても画像と同様、三角の眼、八字の眉、小さい口元の深いしわ、突き出たかん骨など、その表現はきわめて個性的である。本像は一見貧相であるが静かなる姿の裡にこもる威厳など刻苦精励がもたらした独特の風格をよく伝えている肖像彫刻として優れたものである。像高84cm、膝張105cm、肩巾61cm